昔の人の知恵・3本の川 [日記・雑感]
何時もウオーキングに利用している友呂岐緑地の生い立ちをご紹介します
かって、寝屋川の西側には川に沿って流れる2本の水路がありました
寝屋川は川底が付近の土地より高い天井川です、両岸の堤防も高くなり付近の村々に
水を引いたり排水することが出来ません
また高低差のない低い土地では近くの川に放流すると
大雨の際には逆流して洪水になる恐れがありました
このため、上流の村々では、逆流しないように下流域で排水するための水路をつくり
逆に下流域の村々では高低差の少ない上流域から水を引いてくる水路をつくりました
3本の川が南北に並行して流れていたわけです、昔の人の知恵です
昭和45年に2本の水路がまとめられ1本の「友呂岐水路」となり、水路の跡地は
埋め立てて現在の「友呂岐緑地」となりました
お陰さまで楽しくウオーキングさせて頂いています
ふと東側の村々はどうしてたんだろうと考えます,いまは京阪電車が走っています
かって、寝屋川の西側には川に沿って流れる2本の水路がありました
寝屋川は川底が付近の土地より高い天井川です、両岸の堤防も高くなり付近の村々に
水を引いたり排水することが出来ません
また高低差のない低い土地では近くの川に放流すると
大雨の際には逆流して洪水になる恐れがありました
このため、上流の村々では、逆流しないように下流域で排水するための水路をつくり
逆に下流域の村々では高低差の少ない上流域から水を引いてくる水路をつくりました
3本の川が南北に並行して流れていたわけです、昔の人の知恵です
昭和45年に2本の水路がまとめられ1本の「友呂岐水路」となり、水路の跡地は
埋め立てて現在の「友呂岐緑地」となりました
お陰さまで楽しくウオーキングさせて頂いています
ふと東側の村々はどうしてたんだろうと考えます,いまは京阪電車が走っています
2009-12-23 22:00
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コメント(3)
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こちらにも
それによく似たものがありますよ。
こちらのは、川の下流に何カ所か
本流脇に何百メートルか野長さで平行した長い池が設けられていて
大水が出たときなんかに、そちらにオーバーフローさせ
川のはんらんを防ぐのと、
農繁期の田畑への水のため池の役割も果たしているようで・・・
by miopapa (2009-12-24 18:39)
miopapaさま
調べるまでわざわざ3本の川が長々と並行して流れていたのが
不思議でした。現在は用水路1本だけで良いようです
by GRAN (2009-12-24 20:54)
昔から川は苦労が多かったようで
関東の荒川、利根川なども大規模な放水路が今はそれが本流に
また水運で利用されていた川も多いようです。
by 新危機管理研 (2009-12-25 14:34)